リーディングドラマ「星の王子さま」

 2003年10月16日、埼玉県主催、ユニバーサルデザイン・シアターに参加し、多くの観客を集めた。(彩の国さいたま芸術劇場小ホール。演出・浅川安子、出演者18名)

 サン・テグジュペリ作「星の王子さま」から脚本を構成し、1時間20分の舞台とした。

 舞台美術には、床に大きな渦巻きを、ホリゾントに満天の星を造型した。渦巻きには語り手である飛行士が俯瞰したであろう大地をイメージした。そこには砂漠地帯や、緑豊かな地帯などが、小さな布のパッチワーク的な積み重ねで形作られ、渦の中心には、作品の中心テーマ”砂漠の井戸”も設けられた。




 また、飛行士が空を見上げてその美しさに感嘆したであろう満天の星を、ホリゾントにちりばめ、照明によって美しく輝かせ、効果を上げた。



 
 また、ショパンやドビュッシーの印象的な断片がピアノから流れ、作品の意味深さを伝えた。その中で、星の王子さま、飛行士、ヘビ、きつね、星の住人たちなどが、ナレーションも交えて生き生きと朗読演技し、全体が感動的であったと好評をいただいた。

 翌日の読売新聞のコラム(朝霧裕 筆)に取り上げられた。

 尚、ユニバーサルデザイン・シアターの趣旨に合わせ、手話通訳、場面ごとの字幕パネルをつけ、あらずじの要約原稿も用意した。





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