リーディングドラマ「放浪 林芙美子抄」


出演者から

・『めし・男・金・愛・そして言葉』を、愛し愛された母に守られて、貪欲に求め続けた芙美子さん!”オンバラジャ〜”なんとなく空に祈った。フミコパワーよ!!我らが舞台に降り立ちたまえ〜!!鬼フミコ(鬼久保)




・勝気で、惚れっぽくて、正直で、エネルギーにあふれていた芙美子さん。
その活力を多少なりとも演じてみたい。(黒澤)




・人、時間、作品との出会いに感謝。声の力と表現に改めて驚き、感動しました。気がつくと、一節を口ずさみ、どんな気持ちでどんな風に表現したら伝わるかと考えている。得難いものです。(志村)




・私の中の”芙美子的なもの”をかき立てるようにして、読みたいと思う。(中村)
・今回が三回目です。映像やお芝居でお馴染みの『放浪記』。浅川演出で、どんな舞台になるのか出演者の一人として楽しみです。音楽や美術や照明が、未熟な私たちを引っ張ってくれます!この総合力にご期待ください!(鈴木)




・今回初めて幸せの風景の中で朗読することになった。怒りや恐れ、悲しみの表現とはかけ離れた普通の幸せ感を出す難しさを実感している。(瀧川)




・写真の中で、男は草に座し陽光を浴びて屈託なく笑う。女も日頃の野性味を捨てたように満面の笑みを浮かべる。夫・手塚緑敏、妻・林芙美子。二人の笑顔の奥底に潜むものに触れたい。(田中)
・貧乏神に肩を叩かれながらも、その手をはねのけ、がむしゃらに生きているお芙美さん。あなたは、生々しい肉体を引っさげて、切なく私に迫ってきます。(名越)



・「蓮根の天ぷら」「章魚の足」「狐うどん」、それから「白かまんま」。涙が出るほど恋しい恋しい「白かまんま」。子供の頃の喜びはお腹一杯食べること。心配事はお腹が空くこと。それはそれで幸せだった。(廣瀬)




・二十五の女心の痛み、迷い。田辺、野村、そして時ちゃんにまで去られた芙美子の心の内を、どこまで語り伝えられるか・・・・。(村田)
・初めは台本を読んでも何も見えなかった。演出の話を聞き、読みを重ね、少しずつ見えてきた気がする。芙美子と母の後姿が、風景が。舞台でどれだけ表現できるか。不安一杯、期待は少し。(増田)



プロフィール

三宅悠太(作曲・ピアノ)
東京芸術大学作曲科をアカンサス音楽賞および同声会賞を受賞して卒業後、現在同大学院在学中。国土交通省CM音楽公募優秀賞、第16回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門第一位受賞。

西本俊介(コントラバス)
9歳よりコントラバスを始める。2003年東京藝術大学器楽科入学、2007年同大学卒業。現在はフリーランスとして活動中。これまでに齋藤順、永島義男、山本修の各氏に師事。

依光正憲(美術)
東京学芸大学美術科卒業後、東京の小学校に37年勤務。その間、現代美術社教科書、他、美術教育関係の編著多数。現在、八ヶ岳に念願の工房をつくり、作品制作に励んでいる。


こんな言葉

・彼女は猫のように魚の好きな女である。
・あンたよりも二十歳も若い男をおとうさんなぞと言わせないでよ。
・小説は馬がいななくような事を書けばいいのよ。
一生懸命息はずませてね。


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