☆例会日誌 −2006年7月−

7月9日
於・上木崎公民館

   pm.1:30〜  準備体操
           体育館の床に横になって脱力の練習
           発声練習  プリント(前回の続きから最後まで)
                   
   pm.2:00〜 名人伝 P33から最後まで
       中島敦の漢詩文の教養をベースにしての作品なので、
       骨太の文体をきちんと伝えられるような朗読の仕方をする
       全員読み込み不足を指摘されて、次回もう一度『名人伝』を読むことになった
       家でしっかり朗読練習をしてくること!
       「声の会では『名人伝』読みました」と言えるくらいに

   pm3:00〜 次回公演のためのテキスト選びについて
      ※候補作として藤原てい作『流れる星は生きている』はどうかという提案
        全員読んでみることと、他に良い作品があれば電話連絡する
      ※会員一人一人が好きな作品を朗読するスタイルの公演を行いたいという提案
      ※良い機会なので出席者一人一人の意見を聞くことにした

・「声の会」としてリーディングドラマのスタイルを継続したい。
・会員の勉強会として、公演と公演の間になら、 そのような朗読会を開催するのもいいかもしれない。
・会員の自由な発想や希望を大事にしながら「声の会」を運営していくことは大事だ。
・リーディングドラマというスタイルが面白いから「声の会」に属している。朗読の会ならどこにでもあるのではないか。
・会の性格、特徴は必要だ。観に来てくださる方もそれを期待しているだろうから、「声の会はリーディングドラマをやる」と打ち出しての勉強を続けていきたい。 しかし朗読のみをやりたい会員もいるだろうから、次回の公演までの間に発表会的な時間を持つのもいいかもしれない。 せっかく築きつつある「声の会」の路線を大事にしていって欲しい。
・「シーノ」などに開場を借りて、無料の自主公演を行うという考え方もある。
・「声の会」のスタイルを続けたい。会員一人が1作品を朗読する時間を持つということも大切にしたい。
・リーディングドラマという一つの作品を全体で創るというのは魅力のあることだ。「一つのものをみんなで創りあげる」というこの線を続けて欲しい。
・いろいろな会からの提案を受け入れて、いろいろな作品を取り上げての練習も必要だ。
・三谷幸喜の「ラジオの時間」が面白かった。スタジオでの録音というスタイルでの舞台化も面白いのでは。

   pm.4:10〜 『人間失格』の朗読
       ※最初に推薦者から、この作品を取り上げた説明
        「非常に親近感と共感を覚える作品である」

       ※読み方について
        ・お喋りスタイルを生かすように読むこと
        ・自虐的に読むこと
        ・太宰治の作品をずっと先に行くと、町田康である
          ”俺を笑ってくれよ”という作品をどう読むか
        ・語りの面白さ、お喋りの面白さを生かす朗読を!
        ・ひねった太宰の真面目さを、ストレートの真面目さには読まない

       ※一人一人、ひとかたまりの段落を読む
        「書き調」ではなく「お喋り調」でリズム感を持って読むこと

       ※一廻り朗読した後、語り手・役柄を決めて、舞台で演じるように読む練習

     次回の朗読練習のテキスト
         @『名人伝』
         A『父の詫び状』





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