リーディングドラマ「登美子と晶子と鉄幹と」



ひとこと・ヒトコト・一言(出演者より
●声の会初参加、初朗読劇です。時代背景や評論家等なかなか難しい役柄を演じますが、一つ一つの言葉の重さを皆様方にお伝え出来るよう頑張ります。楽しんでいただければ幸いです。(北川正洋)

●短歌を、意味本意で声に出して表現すると、歌の奥深さ、おもしろさを感じ取ることができました。日本語のすばらしさ再認識です。(藤井裕子)


●久しき友、みな元気と安心いたし候。われ、今日一日の晶子を、楽しみ務め候。一葉よりはや一年、また一年後に会える喜び胸に秘め、取り組まんとするは『近松』なり。(鬼久保千春)



●狭く強固な枠組みの中で生きざるを得なかった登美子。だがその心の振幅は大きく、行き場のない想いが噴き出すように、時に思いがけない言動にも出る。薄幸の彼女にとって、歌はどれ程生きる支えになったことか。(中村淳子)


●『君死にたまふことなかれ』113年後の今もなお私達の胸を打つ。いや、今だからこそ。晶子の心を、私の声でどう表現できるだろうか・・・。(石垣幸子)


●ことばの意味・想いを、語って伝えることの難しさをあらためて感じています。与謝野晶子が当時の社会に発信した想いは、今日の日本の社会に通じるものであるように思えます。(原 康長)


●歴史に名を残す人の激しさに、凡人である私は、決定的な違いを感じる。しかし、セリフの中にある、その人の針の先のような一点に、猛烈な共感を覚え、私の内部を声にのせる。(瀧川文子)



●夫、歌、子供たち。情熱的に、自由奔放に・・・。一家の生活をささえ、苦しみながらもたくましく生きた晶子の歌に込めた思いを伝えたい。(村田里美)



●妻をめとらば才たけて〜 と少し年取ったおじさん達が酒を飲んだ時に口ずさむ歌が、鉄幹の作だとは知りませんでした。曲は後からできて、明治・大正とはやった歌だそうですよ。へぇ〜 (岡本清)

●私たちの公演のすべてにおいて、チラシの制作、舞台美術等に、お世話になったきました依光正憲さま。哀悼の気持ち、うすらぐことはありません。(浅川安子)



プロフィール

三宅悠太
(作曲・ピアノ)
東京藝術大学作曲科卒業、同大学院修了。奏楽堂日本歌曲コンクール第12回作曲部門第1位。第79回日本音楽コンクール作曲部門第1位。
第83回NHK全国学校音楽コンクール高校の部課題曲「次元」作曲者。
文教大学、聖心女子大学、都立総合芸術高校 各講師。

黒田鈴尊
(尺八)
人間国宝・青木鈴慕、青木彰時に師事。早稲田大学、東京藝術大学音楽学部、同大学院卒業。NHK邦楽オーディション合格。第2回利根英法記念邦楽コンクール最優秀賞受賞。アンサンブル室町、邦楽四重奏団(1stCDはレコード芸術誌の特選盤に選出}メンバー。




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