リーディングドラマ「なむあみだぶつなむあみだぶつ」『女殺油地獄』



ひとこと・ヒトコト・一言(出演者より
●昨年は聴衆の面前で演説する強い女性をやらせていただきましたが、今年は幼女「清子」役。童心に返り、無垢な感じで表現できたら・・・と思っております。(富岡百合子)



●義に生きざるをえなかった武士・彦九郎の苦悩、行き場を失った町人・与兵衛の狂気。与兵衛の沙汰は何故か。親に甘やかされ制御不能? 世に疎まれ自暴自棄? どこかで見た惨状・・・ 否、今日もまた。(高橋雄二)



●「ねぇねぇ、聞いた?」「あれでしょ?知ってる知ってる!」いつの時代でも、ワイドショーネタは私ら庶民の心をわくわくさせるもの。でも馬鹿をやらかした”あの連中”と”私ら”は同じくこの世のなま身の人間。(中村淳子)


●数十年前の帝劇、油にまみれのたうち回る与兵衛の姿を鮮明に覚えている。一方お種は、ある日ぽっかりあいた穴に落ち、平凡な日常が崩れ、破滅への道を歩む。お種が下女に買わせた「子堕ろし薬」を見てみたい。(名越初音)


●ことばで事柄や思いを伝えることは人間だけの文化。とはいえ、その難しさと奥深さを感じた稽古でした。集団で作品を作り上げるということはすばらしいこと。一年に及ぶ稽古の披露に自信を持ってー。(原康長)



●まさか、こんな事になるなんて! 二人の女性の悲劇。あの時、あんなことをしなければ・・・
。(藤井裕子)



●にせ判と知りつつ金を貸すずる賢さ、与兵衛をおどし追い込むしたたかな小兵衛役、楽しんでまーす。(村田里美)




●借金に追い詰められた兄から、「死霊のふりして、親に、世帯を与兵衛に渡せと言ってくれ」と頼まれるおかち。病人と死霊を同時に演ずるのは難しい! 家族思いのおかちに少しでも近づかねば。(黒澤道子)





プロフィール

三宅悠太
(作曲・ピアノ)
東京藝術大学作曲科卒業、同大学院修了。奏楽堂日本歌曲コンクール第12回作曲部門第1位。第79回日本音楽コンクール作曲部門第1位。
第83回NHK全国学校音楽コンクール高校の部課題曲「次元」作曲者。
文教大学、聖心女子大学、都立総合芸術高校 各講師。

田中拓也
(サクソフォン)
東京芸術音楽学部および同大学院修了。第25回日本管打楽器コンクール1位、並びに特別大賞、文部科学大臣賞、東京都知事賞。洗足学園音楽大学非常勤講師。ブルーオーロラサクソフォンカルテット アルト奏者。平成30.31年度(財)地域創造公共ホール音楽活性化事業登録アーティスト。




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