リーディングドラマ「夢十夜」


ひとこと・ヒトコト・一言(出演者より

●今回第三夜を担当しました。どのように表現したいのか、それにはどうすれば良いのか考え、声の高低を使って模索する作業はとても楽しかったです。演出に指摘されるたびにおもしろくなってきました。(瀧川文子)

●昨年の『楢山節考』に感動し、≪声の会≫に入会。今年は、夢だから出来る不思議話の漱石『夢十夜』で公演デビューし、いくつかの夢に出演するも、不安がいっぱい。皆さんに夢を伝えられるよう頑張ります。(瀧野ソノ子)



●朗読劇に初めて参加した。朗読とも演劇とも異なる独自の表現は難しかった。この作品はそのまま現代に置き換えられるのではないか。獏とした不安のなかで、確かなものを私は探そうとしている。(徳田峰子)



●夢は、荒唐無稽、自由自在、無責任になんでもあり。でも出所は、今その人の心にある心配、恐れ、不安、ままならぬ現実の中で抱く希望・・・。夢は、意識の下層のさらに深いところから浮かび上がった気泡。(中村淳子)



●漱石は神経を病んで円覚寺に参禅したことがあるという。第二夜、「侍なら悟れぬはずはない」と和尚に嘲笑され、自刃する覚悟で「無」を追及する侍の姿はどこか滑稽だが、漱石の人間を見つめる目に救われる。(野辺明子)



●最近、夢をみていません。見ていても、すっかり忘れているのかもしれませんが。それにしても、豚の大群に追いかけ回された挙句、舐められるような夢だけは見たくないものですね!(藤井裕子)



●子どもの頃に見た、ずっと忘れられない夢がある。何かを暗示している様な気がして、今でも鮮明に覚えている。第二夜のような夢を見たら、ガバッと跳ね起き、夢でよかったと安堵して、きっと忘れられないだろう。(松本真知子)



●夫の無事を願い、幼子とともに一心にお百度を踏む母の姿は、今のウクライナの人々と重なる。これは夢ではなく現実かとの思いが胸に迫る。(村田里美)



プロフィール

関 聡(パーカッション)

洗足学園音楽大学大学院を首席で修了。修了時に全楽器首席奏者より最高位の成績を修めグランプリを受賞。第26回打楽器新人演奏会にてグランプリ受賞。第6回ルーマニア国際音楽コンクール第1位。第31回日本管打楽器コンクールパーカッション部門第2位。在京オーケストラへの客演をはじめ、ディズニーコンサート全国ツアー、久石譲オーケストラコンサートツアー、ゲーム音楽やCM、アーティストのCDレコーディング等に多数参加。




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